J1ベガルタ仙台の渡辺晋監督(45)が来季も指揮を執ることが明らかになった。

24日のホーム最終戦で鹿島に0-3で敗れ、今季の目標に掲げていたリーグ戦トップ5こそ逃したが、リーグ最下位レベルの強化費で5年連続J1残留を決めた手腕が評価された。

今季序盤は一時2位に上昇し、健闘を見せていた。天皇杯では2度目の準決勝進出を果たしており、カップ戦ファイナリストの目標達成に挑む。

試合後のセレモニーで渡辺監督は「今日の敗戦で5位以内の目標を達成できず申し訳なく思っています」と集まった今季最多の1万9152人のサポーターに陳謝。「リーグ戦最後の神戸戦に勝って順位をひとつでも上げて天皇杯に挑戦したい。12月の3試合にみなさんの強烈なエネルギーを注いで下さい。残された目標を達成していきましょう」と応援を呼びかけた。