打ち合いとなった一戦は引き分けに終わった。前半36分、カウンターからV・ファーレン長崎FW鈴木が右足で先制点。ホームでリードを奪ったが、清水エスパルスもすぐに追いついた。同43分にMF金子のクロスをMF石毛が押し込み、同点。長崎は同ロスタイムにロングスローからFWファンマがヘディングで勝ち越しゴールを挙げ、長崎が1点リードで折り返した。

後半は壮絶な打ち合いになった。清水は同13分、右サイドから中央、左と展開し、最後はMF白崎が左足で同点弾。さらに試合は動く。2-2から両チームが1点ずつを加え3-3。同27分には清水FW鄭がPKを決めてこの日初めてリードを奪った。清水は3度追う展開から一時は逆転。だが、同42分に長崎FW鈴木がPKでこの日2点目をマーク。両チームで計33本のシュートを記録した「乱打戦」は4-4のドローで勝ち点1を分け合った。