ヴィッセル神戸は11日、沖縄・金武町で2次キャンプの2日目を行った。この日はフィジカルトレーニングアドバイザーとして、陸上短距離の元バルセロナ五輪代表で、サッカーでも清水エスパルスや元日本代表FW岡崎慎司(レスター)らの指導実績を持つ杉本龍勇氏(48=法大教授)が初指導した。

杉本氏は多くの負荷をかけない走り方として、重心のぶれない走り方を重視。その理論に基づきポドルスキ、イニエスタ、ビジャ3選手の体の使い方に感心した。

「迫力が見えないだけでスムーズに走れている。それがボールのスキルの高さに加え、プレーパフォーマンス全体につながっている。日本の選手は走りもだが、体の動かし方も参考にすべきかなと思う」

今後もクラブの求めに応じて随時、指導を行うという。