横浜F・マリノスMF天野純(27)が“三役”を担って開幕を迎える。今季から伝統の背番号10を背負うことがすでに決まっていたが、21日にチームの選手会長、さらに主将も務めることが発表された。

主将にはDF扇原、MF喜田と3人で共同で就任した。この日の練習を横浜市内で終えた天野は「チームを背負うという部分は去年から意識していた。プレーで引っ張りたい」と意気込みを語った。

背番号10はかつてMF中村俊輔(現磐田)らによって受け継がれてきたが、この番号を背負った最初のシーズンで10得点を記録した選手はいない。天野の今季の目標は「10ゴール10アシスト」。偉大な先輩たちも残せなかった数字を残し、名実ともにエースであることを証明する。