大宮アルディージャがファジアーノ岡山を逆転で下し、今季ホーム初白星を挙げた。

先制点を許したのは後半17分。左クロスのこぼれ球を押し込まれゴール右へ決められた。

追いかける展開になったことで3バックから4バックに変え、前線を1トップから2トップに増やして攻勢を強めた。途中出場のMFバブンスキーを中心に、先制したことで5バックにして守る岡山のゴールに迫る。

そして同点弾は36分だった。左からのクロスにMF茨田陽生が頭で合わせ、ゴール左へ。逃げ切りを図っていた相手ゴールをこじ開け、流れに乗った。

逆転弾は6分後の42分。ペナルティーエリア付近からバブンスキーが放ったシュートがGKに弾かれたものの、DF畑尾大翔が詰めて右足で決めた。大宮で2季目を迎えた畑尾はこれが移籍後初ゴール。自身のメモリアル弾でチームをホーム初勝利に導き「なにがなんでも勝ち点3を取りたかった。全員があきらめなかった結果」と笑顔を見せた。