令和初ゴールが生まれたJ1第10節初日から一夜明けた4日、Jリーグ第1号ゴール選手のヘニー・マイヤー氏(57)から祝福コメントが届いた。新元号のJ1初弾を決めた横浜FW仲川について「1つの時代が終わって次の時代が始まれば、新しいものが生まれてくる。初ゴールはその1つだ。自分の初得点が100年後も存在するように、彼もそうなるだろう。素晴らしい事実だ。ナカガワには『おめでとう』と伝えてほしい」と気持ちを込めた。

自身は1993年(平5)5月15日、川崎(現J2東京V)FWとして横浜M相手に右足ミドルを決めた。その横浜が今度は令和1号。「レイワと聞いてYou Tubeで探してみたけど見つからなかった」と笑い飛ばしながら「僕の得点は難易度が高かった。それと並ぶレベル、美しい点だとうれしいね」とも話した。オランダ代表、同国1部MVPの鳴り物入りで来日。以来、外国籍選手の令和初弾を奪った磐田FWロドリゲスで76カ国目になった。その走りとなった助っ人は今もJの進歩を楽しみにしている。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)