J1ベガルタ仙台は1日、GKシュミット・ダニエル(27)がベルギー1部シントトロイデンに完全移籍することを発表した。

すでに基本合意しているが、正式契約は現地でのメディカルチェック後となる。

シュミットは高さに加えて足もとの技術も光るGK。米国出身だが2歳から高校(東北学院)まで仙台で過ごした。今季リーグ戦は全17試合に出場。前日6月30日の札幌戦はビッグセーブでチームを救い、リーグ4連勝に大きく貢献した。森保ジャパンにも招集され、同月開催されたキリンチャレンジ杯では2試合完封し、日本の守護神としても活躍。クラブを通して「副主将の立場でありながら、シーズン途中での移籍は申し訳ない。サッカー人生を熟考し、今回のタイミングが欧州からの最後のオファーになるかもしれない。より成長するためにチャンスをつかみ、挑戦する」とコメント。13日のホーム鹿島戦がラストマッチになる。

一方、仙台はシュミットの後釜として、ポーランド1部シロンスク・ブロツワフに所属するGKヤクブ・スウォビク(27)の獲得に動いている。