2位横浜F・マリノスは負傷離脱したチーム得点王のFWエジガル・ジュニオの穴を埋めきれず、清水に完封負けを喫した。

0-0の後半5分にMF西沢に決勝点を許した。代役1トップに運動量豊富なFW大津を配置。しかし、トップ下のMFマルコス・ジュニオールが相手の激しいマークにあうなど、出足の鋭い清水守備陣に前線へのパスコースを寸断され、効果的なボールが供給されないまま時間だけが過ぎた。ポステコグルー監督は「選手は全てを出し切ったが、今日は自分たちの日じゃなかった」と言葉少なく振り返った。

これで今季リーグ戦のホーム無敗も10試合でストップ。首位との勝ち点差は6に開き、次節以降、鹿島、C大阪など上位との対戦が続く正念場を迎える。MF三好は「エジガルの離脱は大きな損失だと思いますけど、他の選手も点は取れますし、チームとして彼の分も戦うしかない」と前を向いた。