北海道コンサドーレ札幌のアカデミースタッフ2人が6日、札幌市中央消防署から救命貢献の感謝状を贈られた。

札幌サッカースクール津元靖史コーチ(40)と札幌アカデミーグループ相川雄介GKコーチ(35)は5月22日、札幌・盤渓サッカー場でプレー中に不整脈で倒れた同市内在住の60代男性に対し、AEDを使用した応急処置を実施。その後、男性は意識が回復した。偶然にも2人ともに前日、AED講習を受けていたため、速やかに対応できたという。

札幌・宮の沢での感謝状表彰式に出席した小嶋響署長は「2人の勇気ある行動が人命救助につながった」と、たたえていた。