14位と苦闘が続くガンバ大阪の宮本恒靖監督(42)が13日、逆襲のキーマンとしてFW宇佐美貴史(27)に期待した。

14日にホームのパナソニックスタジアム吹田で対戦する16位のサガン鳥栖とは勝ち点1差。残留争いにおいて大事な一戦に向けて指揮官は「ホームでやれるよさをだしていきたい」と意気込んだ。

ポイントの1人が宇佐美。宮本監督は「今週、上がってきている。やってくれると思う。試合に出続けないと、戻すには時間がかかる。ラストパス、シュート、ゴール、得点に絡む仕事すべてに期待しているし、そういう存在になっていかないといけない。年齢的にも」。

宇佐美も「思ったよりコンディションが上がってないなと思う中で試行錯誤してきた。自分がチームを引っ張っていく気持ちは常に持っている」とキッパリ。残り9試合、元日本代表の天才FWが、名門クラブを引き上げる。