世界ランキング13位の日本が同15位のタイを2-1(前半1-0)で下して銅メダルを獲得した。日本の3位以内は準優勝した13年以来3大会ぶり5度目になる。

前半9分に主将の川村怜(30=パペレシアル品川)が右サイドから持ち込んで右足シュートを放ち、相手GKがはじいたボールを左足で押し込んで先制。後半8分にも川村が右CKからドリブルで相手3人をかわして左足でネットを揺らした。その直後に1点を返されたが逃げ切った。川村は今大会5試合で6ゴールをマークした。

東京パラリンピックに開催国枠で出場する日本は、7大会ぶり2度目のアジア王座を目指して大会に臨んだ。4チームずつ2組に分かれた1次リーグのB組を2勝1敗の2位通過。黒星を喫した世界6位イランとの決勝での再戦を期し、準決勝で同3位の中国に挑んだが2-2からのPK戦で敗れていた。