FC東京が鬼門だった敵地でのジュビロ磐田戦に1-0で勝ち、4戦ぶりに首位に浮上した。横浜F・マリノスは4連勝で勝ち点1差の2位。川崎フロンターレが前節首位の鹿島アントラーズを破った。優勝争いは首位東京、2位横浜、3位鹿島、4位川崎Fの4チームに絞られた。

◆J1優勝の行方 優勝の可能性は首位東京、2位横浜、3位鹿島、4位川崎Fの4チームに絞られた。ただ、4位川崎Fは1試合消化が多く、残りは2試合。勝ち点は最大で63になるが、東京と横浜が最終節で直接対決を残しており、勝敗が決した場合はどちらか一方が必ず川崎Fを上回る。そのため、事実上は上位3チームの争いか。

残りは3節。アウェー8連戦を3連勝で乗り切って首位に返り咲いた東京は唯一、ホーム戦を2試合残す。ただ、J1は日本代表の国際Aマッチ期間で約2週間中断。東京はDF室屋、MF橋本、FW永井の主力3人がA代表に招集されており、その活動による疲労が心配される(横浜1人=DF畠中、鹿島は0人)。