J2ジェフユナイテッド千葉は24日、来季新監督にJ1鳥栖やC大阪の監督経験もある韓国人の尹晶煥(ユン・ジョンファン)氏の就任が内定したことを発表した。25日に就任内定記者会見を行う。

尹氏は17年にセレッソ大阪をルヴァン杯と天皇杯の2冠に導いた実績を持ち、今季からタイのムアントン・ユナイテッドの監督に就任したが、シーズン途中に成績不振で解任されていた。千葉は今季10年ぶりのJ1昇格を目指し、ファン・エスナイデル監督体制3年目のシーズンをスタートさせたが、序盤から低迷。3月14日の第4節水戸ホーリーホック戦後に同監督を解任し、後任として江尻篤彦監督が就任。それでも成績は上向かず、今月11日に今季限りでの退任を発表していた。

チームはこの日行われたJ2最終節も栃木SCに0-1で敗れ、今季は10年のJ2降格以来、最低となる17位で終えた。05、06年にナビスコ杯(現ルヴァン杯)を連覇するなど、栄光の時代を取り戻すべく、Jリーグで豊富な実績を持つ尹氏と共にチーム再建を目指す。