逆転優勝へ望みをかけて神戸戦(30日、カシマ)に臨む鹿島アントラーズは29日、鹿嶋市内で前日練習を行った。

直近2試合は珍しくメンバーを固定したが、いずれも無得点。神戸戦では、ボランチ出場の多かったMF名古をサイドハーフで起用することが濃厚となった。周りを使うだけでなく、個で仕掛けられる力を買われた形。優勝には2連勝して他の結果を待つしかない状況で、大卒1年目が抜てきされた。名古は「どんどん仕掛けて得点にこだわりたい」と話し、大岩監督は「フレッシュさと、前に出て行く推進力。今欠けているものだと思う」と期待を込めた。