首位で最終節を迎えた横浜F・マリノスが、2位FC東京との優勝を争う直接対決を3-0で制し、04年以来15年ぶり4度目の優勝を決めた。

3点差以内の敗戦でも優勝が決まる圧倒的優位な立場でホーム日産スタジアムに、東京を迎えた。

前半26分にタイ人DFティーラトンの左足シュートで先制し、44分にブラジル人FWエリキが追加点を決め前半2-0で折り返した。後半32分には途中出場のFW遠藤もゴール。大一番でも力通りのサッカーで、優勝を決めた。

▽アンジ・ポステコグルー監督「選手もスタッフも自分は誇りに思います。そしてこれだけのサポーターの皆さんと優勝を分かち合えたのは本当にうれしかったです。得失点差も関係なく我々が一番なんです。(終盤の連勝は)この一年間、選手達が日々努力した結果がこうしていい結果になったと思います。ありがとうございます」

▽喜田主将 「みんなの頑張りのおかげで優勝できました。ありがとうございます。(15年ぶりV、この間)本当に長くて、このクラブでやっている身としては、つらくて…。本当にみんなが頑張ったおかげです。今日はみんなで喜びましょう! ファン・サポーターも含め、みんなで勝ち取った優勝。本当にうれしいです。(サポーターに)苦しい時も、いつも素晴らしいサポートをしていただき、本当におめでとうございます」

▽遠藤渓太「いろんな人の気持ちを僕らを責任持って優勝できて良かったです。僕がプロになってから苦しい時間が長かったけど、サポーターの皆さんも待ちわびていたと思っていたので、しっかり点を決められ、うまくは言えられないですけど、このチーム、このメンバーで優勝できてすごくうれしいです。僕だけの力のゴールではないので、全ての人に感謝したいです」