全国高校サッカー選手権でベスト8に進んだ静岡学園は4日、神奈川・横須賀市内で5日の準々決勝・徳島市立戦に向けて約2時間の最終調整に励んだ。

主力組は軽めのメニューでコンディションを整え、最後はセットプレーを確認して練習を終えた。徳島市立は最終ラインに長身の選手をそろえ、今大会2試合無失点。堅守が持ち味だ。DF阿部健人主将(3年)は「いかに相手の守りをこじ開けられるか。攻撃陣を信じてプレーする。一丸となって(前後半の)80分間で勝ちきりたい」と力を込める。

前回出場の5大会前は、8強で涙をのんだ。「OBたちの期待に応えたい」。24大会ぶりの優勝に向け、準決勝行きの切符をつかみ取る。【古地真隆】