J3のSC相模原に所属する元日本代表MF稲本潤一(40)が25日、神奈川・相模原市で開催されたチーム新体制発表イベントに出席した。コンサドーレ札幌から移籍した昨季に比べ、イベントに来場したサポーターからの拍手が少なかったことを司会者からチクリと指摘されると「慣れられましたね」と苦笑した。

加入1年目の昨季はボランチとして9試合出場ながらも6月のG大阪U-23戦(ギオンス)で移籍初ゴールし、39歳8カ月28日というJ3最年長記録をマーク。今季は新人を含め、15選手が新たに加わり「今年こそは、と毎年言っていると思いますが、すごく期待できるチーム編成。すごく良い選手が来てくれたと思う。残った選手も高いモチベーション、高いスキルをもった選手が残ってくれたと思いますので、期待してもらえれば」とJ2昇格を狙うチームを支えていく意気込みを示した。