浦和レッズの大槻毅監督(47)と新主将となったGK西川周作(33)が10日、埼玉県庁を表敬訪問した。

クラブの立花洋一社長、土田尚史スポーツダイレクターとともに大野元裕知事を訪れ、今季の調整状況や来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得と得失点差プラス2桁という2020年の目標を伝えた。

9日まで27日間にわたる沖縄合宿を終え、さいたま市に戻ってきた大槻監督は「選手が(1月)7日のスタートから良い準備してくてくれて、入りが良かった。チーム全体として姿勢をみせてくれているので、ともに責任感を持ってやっていきたいし、喜んでもらえるように頑張りたい」と充実した表情を浮かべた。

主将就任した西川は「今年から主将を任されたからにはポジティブな雰囲気をチームにもたらしたい。まずはプレーでチームを勝たせられるように」と意気込みを示した。大野知事からは「いろいろレッズが弱いと支持者から『何とかしろ』と言われますので、よろしくお願いします」とハッパを掛けられた。

また昨年のラグビーワールドカップの盛り上がりを例に挙げ、大野知事は「ラグビーでパプリックビューイングやボランティアなど、根付かなかった雰囲気がつくられた。こちらもレッズを周りから支えるような応援ができればと思っています」とバックアップを約束していた。