セレッソ大阪のロティーナ監督(62)が13日、新型コロナウイルスの影響について言及した。13日、大阪・舞洲で調整。前日12日にJリーグ側が3月末まで公式戦中断を延長すると正式決定。同監督は「観客の皆さん、スタジアムで働く皆さんを考えての決断。受け入れるべき」と理解を示しつつ「選手は公式戦を戦いたいもの。メリットやアドバンテージはない」と現場目線で持論を語った。

今季はルヴァン杯、リーグ戦と開幕節を制し、公式戦2連勝で発進。だが、次戦は最速でも4月4日の敵地浦和戦まで間隔が空く。14日からは3日間の休日を与える方針で「難しいというより(過去に)起こったことがない。この状況に適応できたチームが、再開後に優位に立つ」。今後は過密日程が予想されるため、選手層を厚くする作業が求められる。【松本航】