ガンバ大阪の元日本代表FW宇佐美貴史(27)が、左膝の負傷で離脱していることが分かった。

チームは16日、大阪・吹田市内で練習を再開。宇佐美は、左膝の軟骨を損傷していることを明かし「そんなに重いものではないし、時期的に焦ることはない。リハビリで負荷をかけてどうなるか」と説明した。すぐに試合に出られる状態ではないといい、完全非公開で行われた11日の練習試合も欠場していた。

現時点で試合の再開は、最短で4月4日のホーム川崎フロンターレ戦。「まだ2、3週間あるし、間に合うようには考えている」と宇佐美。一方で無理をすると炎症が続く可能性があるとし、中断期間を利用して完治を目指す。

G大阪では右肩関節脱臼で全治2カ月と診断されたDFキム・ヨングォン(金英権=30)ら故障者が多い。サガン鳥栖から移籍してきたFW小野裕二(27)が、両足の故障からようやく復帰のメドが立ったばかり。好調を維持していた宇佐美の離脱が心配される。