J2大宮アルディージャが18日、新型コロナ対策で万全を期したリスク管理で練習後のメディア対応を行った。

クラブは、Jリーグが12日に発表した「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」の提言を受け、報道陣の選手・監督取材は電話に限定することを決定。だが、この日は晴天だったため、広報担当が「せめて、お互いに顔が見えるように」と、報道陣と選手が約20メートルの距離を取り、携帯電話のスピーカーフォンを通して会話する形式が取られた。

高木琢也監督(52)も報道陣と距離を取り、電話のスピーカーフォンで取材に応じた。異例の環境に「かなりのリスク管理だと思う。仕方ないこと。これは普通のことではないので、早く普通の状態に戻ってもらえるのが望ましい」と話した。サッカー界では、17日に日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が新型コロナウイルスに感染したことが発表された。高木監督は「リスク管理をされていた中でのことで、それだけ難しいウイルスだとあらためて感じる。会長には早く良くなってくいただき、サッカーのトップとしての仕事をやっていただきたいと思います」と田嶋会長を気遣った。