経営危機のJ1サガン鳥栖は5日、テレビ会議アプリ「Zoom」を通じてサポーター約80人と交流した。

4日の強化担当者に続き今回は、アカデミー関係者による対応だったが「こどもの日」で多くの親子が見ていた会の最後に竹原稔社長(59)が登場。「いろいろと報道されておりますが、いろいろな状況を見ていただきたいなと。ユースの選手は真っすぐ育っています。ご支援、ご声援をよろしくお願いします」と、厳しい現状をわびた。

交流会は、プレミアリーグ昇格や全国大会優勝について、ユース監督らが振り返る内容だったが後半、サポーターとの質疑応答の形で進んだ。

ユース出身のMF松岡大起(18)とMF樋口雄太(23)もゲスト参加。生の質問も寄せられ、サポーターから「勝負メシ」を問われた松岡は「こどもの日なので、菖蒲の葉を入れた『菖蒲湯』に入り、今年1年勝負できるようにしたい」と言い、厄払いなどの風習による験担ぎを明かした。