J3藤枝MYFCは18日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で先月18日から休止していたトップチームの練習を1カ月ぶりに再開した。焼津市内のグラウンドで、選手を2組に分けて実施。サーキットトレーニングやパス回し、筋力トレーニングなど、各組約1時間半のメニューを消化した。

再開初日について、石崎信弘監督(62)は「できるだけ接触の少ないメニューを考えながらやった」と振り返った。グラウンド脇には消毒液を用意。クラブハウスの利用にも人数制限を設けるなど、予防策を講じた中で汗を流した。

練習は一般非公開で行われ、今後も「グループ制」での練習を続けていく見通し。FW大石治寿(つぐとし、30)は「みんなで楽しく厳しくやれたと思う。まだ個々のコンディションの差もある。今の環境でできることをやって、少しずつチームをつくっていきたい」と話した。