湘南ベルマーレは18日、新型コロナウイルス感染症に対応する神奈川県の医療従事者を支援するeスポーツ大会「One KANAGAWA スポーツオールスターカップ2020」の概要を発表した。県内を拠点とするプロ野球の横浜DeNAベイスターズやJ1横浜Fマリノスや川崎フロンターレ、Bリーグの川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズなど計15チームから所属選手1人が競技の垣根を越えて参加。サッカーゲーム「FIFA20」でオンライン対戦し、その模様はOPENREC.TVを通じて配信される。

15人が5グループ3チームに分かれ、総当たりで対戦(1試合12分)し、各1位チームが決勝トーナメントに進出する。大会は事前収録で横浜DeNAの本拠地、横浜スタジアム内の個室観覧席がメイン会場となる。コロナウイルス感染対策を徹底し、事前収録で対戦。5月30日午後4時からグループステージ、同31日午後7時30分から決勝トーナメントが配信される。

大会では企業の協賛や視聴者の寄付金を募り、諸経費を除いた全額を同県で設立された「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に寄付する。ウェブ会見に出席した大会実行委員長となる湘南ベルマーレの水谷尚人社長は「神奈川はたくさんスポーツチームがあり、スポーツを楽しむ人もたくさんいて環境が整っている。今まで横のつながりがない中、この苦しいことがきっかけでつながれたことは本当に大きい。寄付金はたくさん集まればうれしい。何か1つ貢献できれば」と話した。

なおグループ分けと、出場選手は次の通り。

★Aグループ

湘南ベルマーレフットサルクラブ・ロドリゴ

ノジマステラ神奈川相模原・川島はるな

横浜Fマリノス・遠藤渓太

★Bグループ

川崎ブレイブサンダース・藤井祐真

三菱重工相模原ダイナボアーズ・安江祥光

横浜FC・武田英二郎

★Cグループ

川崎フロンターレ・旗手怜央

湘南ベルマーレ・梅崎司

Y・S・C・C横浜フットサル・鈴木陽太

★Dグループ

NECレッドロケッツ・島村春世

横浜DeNAベイスターズ・上茶谷大河選手

横浜ビー・コルセアーズ・田渡凌

★Eグループ

SC相模原・水野晃樹

ノジマ相模原ライズ・リー・ハイタワー

Y・S・C・C横浜・宮尾孝一