名古屋グランパスのFW前田直輝(25)が29日、愛知・豊田市内での完全非公開の練習後、オンラインで取材に対応した。

昨年29試合9得点の前田は「サッカーがある生活が戻ってきた。今でも闘ってくれている人(医療従事者ら)への感謝を忘れずにいたい」と話し、「(先週末の)J2の試合も見て、やっと試合へ向けてやれると思った。(練習試合で)90分やれていないのは不安要素ではあるが、あとは体のキレ、心拍のところ。ポジションはどこをやるか分からないが、局面で負けなければいい」と意気込んだ。

先週末は、J2東京Vの試合を見ていたという。無観客試合については「(J2の試合では)CKになれば、チャントが流れて工夫されていると思った。名古屋でもいろいろ企画してもらっており、サポーターがついてくれているイメージはある」と不安なしを強調した。

7月4日のJ1再開初戦は清水エスパルス戦(アウェー)で、この日は長時間のミーティングを開き、具体的な対策に乗り出した。