日本プロサッカー選手会の会長を務めるサガン鳥栖DF高橋秀人(32)が1日、ダ・ゾーン(DAZN)で生配信された「2020Jリーグリモートカンファレンス」に出演し、選手を代表してファン・サポーターへのメッセージを述べた。

選手会はJ再開にあたり、リーグのプロトコル策定に協力。高橋と各クラブの選手会長が“現場の声”として意見を出し合い、ウィズ・コロナ時代のルールづくりに貢献した。

高橋はジャケット姿で登場すると、リーグ戦中断決定当初を振り返り「モチベーションやコンディションをどう保ったらいいか、感染者が増える中でサッカーをしている場合なのか、でもサッカーをせずにどう社会に貢献するのか…たくさんのことを感じた。ファン・サポーターがサッカーから離れていくんじゃないかと危惧もした」と、素直な気持ちを明かした。

待ちに待った再開を控えて、リーグ関係者に感謝を述べると同時に、ファン・サポーターへ「見てくださった方に勇気と感動を与えられる試合がしたい。モヤモヤしたものを発散できるような、すがすがしい気持ちになれるようなプレーを期待してください」と呼びかけた。