J1清水エスパルスは3日、静岡市内で約1時間の練習を行い、4日のリーグ再開・名古屋グランパス戦(午後6時開始、アイスタ)に備えた。MF竹内涼主将(29)と、ピーター・クラモフスキー監督(41)がオンライン取材に応じ、意気込みを語った。

2月23日の開幕・東京戦(1-3)以来、132日ぶりの公式戦を迎える。長期にわたるリーグ中断を経験し、竹内は「多くの方の支えがあり、Jリーグが再開できる。応援してくれるサポーターのため、少しでも元気と勇気を届けることができれば」と決意した。

偶然にも、清水の誕生日がリーグ戦再開日となった。1992年(平4)7月4日、クラブ初の対外試合でガンバ大阪に2-0で勝利。記念すべき日をクラブの誕生日として定めた。クラモフスキー監督は「新たなクラブの歴史をつくっていけたら。シーズンの再開を楽しみにしている」と話した。

名古屋戦、ボランチでの先発が濃厚な竹内は「攻撃の時間を増やし、相手の良さを出せないようにしたい」と狙いを話した。今季初勝利で、クラブの誕生日に花を添える。【古地真隆】