藤枝MYFCが4試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。ホームFC岐阜戦で前半38分にMF清本拓己(27)が先制ゴール。後半20分にDF川島将(のぶゆき、28)、1分後にはFW森島康仁(32)がゴールを決めて3-1で快勝した。沼津はアウェーで讃岐に1-0で、2試合ぶりの勝利。前半ロスタイムにMF染矢一樹(33)が挙げた先制点を守りきった。

藤枝はゴールラッシュで、3連勝中と波に乗る岐阜を退けた。序盤から優位に立つと前半38分、古巣対決となった清本が森島に縦パス。リターンパスを受けると左足を振り抜き、ゴール左下へ先制点を決めた。「チーム全体のシュート意識が高く、良いテンポで攻撃できた」と喜んだ。

後半、反撃を狙う相手の勢いをくじいた。同20、21分に立て続けに追加点を奪い、リードを3点に広げた。2トップの一角で先発した森島は、1得点2アシストの活躍を見せた。石崎信弘監督は「攻撃のミスが少なかった」とうなずいた。

一方で試合終了間際に失点。今季は1度も完封がなく、守備には課題が残った。石崎監督は「試合の終わらせ方を考えないといけない」と話した。次節は9日、アウェーで今治と対する。今季2度目の連勝は、完封勝ちで飾ってみせる。【古地真隆】