ポルトガル1部ジル・ビセンテへの期限付き移籍が決まっているMF藤本寛也(21)のラストマッチとなった東京ヴェルディは、ホームで琉球に敗れた。

藤本はキャプテンマークを巻き、右サイドでフル出場。5日の発表後の会見で「最後だととらわれず、自分らしいプレーをしたい」と有終の美を誓っていたが、後半ロスタイムにPKで奪われた1点に泣いた。1年延期された東京五輪にも出場できる年齢。新しい挑戦を前に「厳しい世界になると思う。刺激を受けながらやってみたい」と意気込み、日本を飛び出す。