オーストラリアU-23(23歳以下)代表主将の浦和レッズDFトーマス・デン(23)が3試合ぶりのホーム戦勝利に自信を示した。12日、さいたま市大原サッカー場で紅白戦に参加。DF槙野智章(33)や岩波拓也(26)らとのセンターバックコンビで調整。この日のルヴァン杯では試合がないため、次戦は15日のサンフィレッチェ広島戦(埼スタ)となる。

練習後、オンラインで報道陣に対応したデンは2-6で負けた8日のアウェー名古屋グランパス戦を振り返りつつ「先週はサポーターを残念な気持ちにさせてしまった。立て直してポジティブに、良い試合をみせようとする気持ちが大事」とポイントを挙げた。埼玉スタジアムでは7月12日の鹿島戦以来、勝利から遠ざかる。ルヴァン杯を含めて公式戦も3戦勝利がない。デンは「次にむけて準備するだけ。前回の課題を修正し、ピッチでしっかり練習して試合に向かうので応援してほしい」と気を引き締めた。

オーストラリアと違い、日本の夏はかなり湿気が強い。独特な暑さに苦労し「ここまで暑いと思っていなかった」と苦笑い。それでも試合前や練習前の水分補給で対応しているとし「あとはしっかりと食事で栄養を摂取し、体重が落ちないことを心掛けている」と適応しつつある状況を明かしていた。