藤枝市によるサッカーを核としたまちづくりの推進計画「サッカーのまち藤枝ドリームプラン2019」の懇談会がこのほど、同市内で開かれ、各事業の進捗(しんちょく)状況の確認や意見交換が行われた。

同市は「蹴球都市」を宣言しており、競技振興に加えて、サッカーを通じた経済の活性化や地域・世代間交流を図っている。J3藤枝の支援も施策の一環。J2加入条件を満たすため、本拠地・藤枝総合運動公園サッカー場の改修準備が進んでいる。3年後までに映像装置付きの大型ビジョンと、約1万席の固定座席などを完成させる予定。

藤枝の鎌田昌治代表(67)は「地元の期待に応えるため、なんとしても今季2位以内を確保したい。地域内で最上位カテゴリーに属するチームとして、力を付けるだけでなく、社会貢献活動にも一層取り組んでいく」と話した。【古地真隆】