ブラジル1部の古豪ボタフォゴMF本田圭佑(34)が立ち上げ、今季から東京都社会人4部リーグに所属する「One Tokyo」が名称変更することになった。

15日、クラブが発表した。「One Tokyo」の商標権を一般社団法人東京マラソン財団が保有しており、同法人による会員組織「ONE TOKYO」がすでに活動している。このため、1月のクラブ創設発表から約9カ月で、早くも名称変更を余儀なくされることになった。

クラブの公式YouTubeチャンネルが16日、この件について本田らが参加したオンラインミーティングの一部を公開。ここで本田は「結論から言うと名前を変えます」と決断を報告。「自分が決めさせてもらって、気に入っていて、今も気に入っているんですが」と言いつつ、やはり商標などの問題を抱えたままでは、今後に響くとして決断した事情を説明した。

その上で「速やかに、9月末までには」と新名称を、相当のスピード感を持って決めるとした。

条件は将来のJリーグ入会を見すえ「東京を入れてもらわないといけない」とし、東京●●、●●東京か、もしくは、区の名前を入れることになるという。

オンラインの会議には、ゼネラルマネジャーの乙武洋匡氏も参加し、意見を述べていた。