「ビースト」の異名をとるサガン鳥栖の大卒ルーキー、FW林大地(23)。2試合ぶり今季4得点目を記録したが、空砲に終わった。

0-2の前半21分、ゴール左でパスを受け「GKを見て、ニアに足だけ引っかけないようにした」と左足を振り抜いて一矢報いた。

日頃、金明輝監督(39)から「1点で満足するなと言われている」と言い、この日も“野獣”のようにハードワークした。だが、後半も得点機はあった中でシュートは0本に終わり、林は「今日に限らず(1試合で)2点を取った試合がない。2点目を決めきれず悔しい」と猛省した。

「大勢のお客さんが見に来てくれた中、自分のゴールが勝ちにつなげる試合をして行きたい」と言い、モチベーションにもなっていた。だが、入場制限が緩和され、今季リーグ戦最多4925人の入場者の前で3失点完敗を悔いた。

16日札幌戦から中2日のこの日、先発11人全員が入れ替わったが、今季2度目の連敗を喫した。