ホームで4連敗を喫した浦和レッズだが、プレーする選手たちは試合内容への手応えを口にした。

過密日程での5連戦は3連敗を含む1勝4敗と負け越したが、DF槙野智章(33)は「ボール運びも良くなっているし、コロナからリーグ再開した(7月の)時よりも、やっている選手たちは良い感触を持っている。(大槻)監督中心に(戦術を)落とし込んで、次の(10日)サガン鳥栖戦に向けて準備できたら。まだチームは死んでいないところをみせたい」と反省しつつも、前向きな姿勢を示した。

また今季初スタメンに名を連ねたMFマルティノス(29)は前半42分、右サイドからペナルティーエリア内にドリブルで浸入。相手DFに倒され、PK獲得にもみえた突破を披露した。チームとしてゴールを奪うことはできなかったものの「前節も前々節も内容は良いゲーム。次に向かえるような内容なら、ある瞬間から勝ちを積み重ねられるようになる」と連敗の中から光明を感じ取っていた。