セレッソ大阪MF藤田直之(33)が、守備の再建を誓った。

前節、大一番として臨んだ首位の川崎フロンターレ戦に1-3と惨敗した。10日の名古屋グランパス戦に向けて9日、大阪・舞洲で練習後にリモートで取材に応じた。

最近4試合で1勝3敗。最大の要因は誇っていた堅守の崩壊で、この4試合9失点。断トツだったリーグの最少失点数は23と4位に沈む。藤田は「確かに失点しているし、失点の仕方もよくない。今週も守備の確認をしている。1人1人の意識も大事」と話した。

その上で「自分たちの守備が研究されているのかもしれない。(失点の)要因はひとつと言えない」。ゴール前を組織的に固めるのがC大阪の守備パターンだが、そこを崩されている。名古屋も20失点とC大阪以上の堅守を誇る。ロティーナ監督は「下を向いてもしょうがない。日々成長が必要になる」と選手の奮起をうながした。