J2磐田MF大森晃太郎(28)が、MF遠藤保仁(40)とのコンビでチーム状況を好転させる。12日は磐田市内での練習に参加。練習前後のジョギングでは遠藤と並走しながら、コミュニケーションを深めた。

2人はG大阪で6年間、一緒にプレーし、14年にはJ1とナビスコ杯(現ルヴァン杯)、天皇杯の国内3冠を達成。チームメートになるのは4シーズンぶりで、大森は「ヤットさんは(あらゆるプレーで)『違い』を見せてくれる。すごくやりやすくなった」と手応えを口にした。プレー以外での性格も熟知している。「ヤットさんは近寄りがたい雰囲気があるけれど、実はそうじゃない」と明かした上で「僕がいじって引き出していきたい」と“いじり役”も買って出る。

チームは前節松本戦で引き分け、最近8戦勝ちなし(4分け4敗)。遠藤加入後初のホームとなる14日の長崎戦に向けては「勝たないといけない」と力を込めた。【神谷亮磨】