MF中村憲剛(40)の引退発表後初の試合で、川崎フロンターレは北海道コンサドーレ札幌に完敗し、更新中だったJ1連勝記録は12で止まった。

立ち上がりから攻め込まれる展開が続き、ボールを保持しても簡単に失う場面が多かった。前半はなんとか0-0で折り返したが、後半に入ると試合が動いた。

札幌は後半16分、FWアンデルソン・ロペスとドウグラス・オリヴェイラを投入。直後の17分、MF駒井が敵陣深くでボールを奪うと、パスを受けたアンデルソン・ロペスが左足で先制点を決めた。

2分後の後半19分には、札幌がセンターサークル付近で2人がかりでボールを奪い、左サイドを突破したドウグラス・オリヴェイラのグラウンダークロスを、ファーサイドのMF荒野が流し込んだ。

2点を追う川崎Fは、後半25分にMF中村を投入した。終盤は猛攻を仕掛けたが攻撃がかみ合わず、今季リーグ戦2度目の黒星を喫した。