第99回全国高校サッカー選手権(12月31日~来年1月11日)の組み合わせ抽選が16日、オンラインで行われた。

2大会連続11回目の出場になる神戸弘陵は、谷純一監督と、木谷亮太主将(3年)が、神戸市内から抽選会に参加。初戦の対戦校は、2大会ぶりに出場する岩手県代表の遠野高校に決まった。

谷監督は、決定した組み合わせを見て「初戦に勝てば勢いに乗れる印象」。前回大会では、3回戦でベスト4に入賞した新潟代表帝京長岡に、0-5で敗戦。ベスト16に終わった。

偶然にも、今大会でも勝ち進み、結果次第ではベスト8をかけて帝京長岡と対戦する可能性もある。「(帝京長岡は)イメージしやすいし、モチベーションも上げやすい」と谷監督は意気込んだ。

木谷主将は「去年の成績を基準に、武器である前線でのコンビネーションで、見ている人を楽しませるサッカーをしたい」と話した。

兵庫大会では、5戦32得点1失点と、攻撃力の高さが光った。J3今治への加入が内定しているMF松井治輝(3年)を擁し、93年大会ベスト8の壁を破る。【佐藤あすみ】