高校サッカー選手権和歌山県代表の初芝橋本が、大産大付に0-2で敗れ、リーグ最下位に終わった。

12月31日から関東圏で開催される選手権に向けて、出場メンバーと3年生中心に臨んだ。

前半、パスがつながらず、相手には、ロスタイムを含んで2点を許した。ハーフタイムでFW樫村宝主将(3年)を中心に「切り替えよう」と声を掛け合い後半に入るも、得点できないまま、試合は終了した。

阪中義博監督は、試合後に肩を落とす選手の姿を見て「予定通りですよ」と笑った。「和歌山で優勝して、えらなってるから、落とすとこまで落として、徐々に上げていきます」と、あえて試合中も厳しい言葉を選手に向けた。

選手権まで残り1カ月を切った。今回の敗戦を糧に、気合を入れ直す。