F組2位で1次リーグを突破した東京はE組1位の北京国安(中国)に0-1で破れ、クラブ初の8強進出はならなかった。

試合は一進一退の攻防になった。東京は前半8分に右コーナーキックにDF渡辺剛が頭で合わせて狙うも枠を捉えられず。MFレアンドロもドリブルシュートやフリーキックで得意の右足で狙うも、前半は得点を奪えなかった。一方でボールをつなぐ北京国安を相手にブロックを作り、大きく崩されることなく前半を終えた。

しかし後半14分に先制を許す。何度も崩しにかかられていた右サイドから元ブラジル代表FWレナト・アウグストにドリブルで攻め込まれ、クロスをMFアランに右足で合わせられた。

1点を追う展開となり、24分にMF高萩洋次郎とFWアダイウトンを投入。28分にはFW原大智の右からのパスをアダイウトンがペナルティーエリア内でフリーで受ける好機だったが、右足ダイレクトで合わせたシュートを枠をとらえられなかった。

終盤はリスクを持って前がかりに攻め込んだものの、最後までゴールネットを揺らすことはできず。12年、16年に続き、16強の壁を破ることはできなかった。