北海道コンサドーレ札幌FWアンデルソン・ロペス(27)が自らの得点でシーズンを締めくくる。

16日、千葉県内で練習に参加した。1-1で引き分けた12日大分トリニータ戦でゴールを決め、昨季と並ぶ9得点に到達。今季最終戦となる19日浦和レッズ戦(埼玉)に向け「当然狙います。得点を取ってチームに貢献するのが自分のスタイル。1点、2点取ってチームに貢献したい」。2桁得点でのフィニッシュを目標に掲げた。

今季は新型コロナウイルスの影響でブラジルに一時帰国したこともあり、ここまで23試合の出場にとどまっている。「変則的で厳しいシーズンだった」と振り返りつつも、直近7試合で4得点と終盤に入り本領を発揮している。この日のミニゲームでも軽快な動きを見せ「雰囲気もよく最終戦に向けて良い準備ができている」と充実ぶりをアピールした。

前回3-4で敗れた浦和は、サンフレッチェ広島時代の17年に2得点している相手だ。そのシーズン以来3年ぶりの2桁得点を目指すロペスは「良い内容と結果を最終戦で残して来年につなげたい」と力を込めた。【浅水友輝】