ヴィッセル神戸三浦淳寛監督(46)が18日、オンライン会見に臨んだ。初出場でベスト4で敗退したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に関して、三木谷浩史会長(55)から、試合後に「本当によく頑張ったと思う。日本に帰国する時は、胸を張って帰国しなさいと言葉をいただいた。会長も神戸が大好きで、今までものすごいこと(尽力)をされた方なので」と、2人でかわした会話の一部を明かした。

神戸は14日にドーハから帰国し、この日が帰国後初の取材対応になった。

18年2月にスポーツダイレクターとして古巣神戸に戻ってきた三浦監督は、三木谷会長と「アジアNO・1」をクラブ最大の目標に掲げ、ここまでやってきた。優勝できなかったが、確実に成果は残した。

またACL準決勝蔚山(韓国)戦で、1-0で迎えた後半、MF佐々木の追加点となったはずのゴールが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で取り消されたことについて、指揮官は言及した。

「佐々木の得点に関してはいまだに、ゴールだと思っている。実際に(VARで)安井のファウルとなったが、審判は目の前の安井のプレーを流した上で、佐々木はシュートのこぼれ球に反応した。あそこまでさかのぼってファウルをとれば、ほとんどのゴールは取り消しになってしまう」と、得点の正当性を訴えた。