ジェフユナイテッド千葉の元日本代表FW佐藤寿人(38)が、ホームでのギラヴァンツ北九州戦を最後に、引退する。

サンフレッチェ広島で得点を量産して黄金時代を築き、J2に降格した名古屋グランパスでもプレー。1年でのJ1復帰に大きく貢献した。

名古屋在籍は17、18年のたった2年だったが、旧知の楢崎正剛氏のよき理解者として、互いにプライベートも含めて交流し、心を通わせてきた。

その楢崎氏も佐藤が名古屋を去るタイミングで先に現役引退し、今はクラブの下部組織で教えつつ、クラブスペシャルフェローという立場にある。

楢崎氏は、盟友の引退に際し、インスタグラムに2人の思い出の写真を投稿。苦しい時期を、支え合った2人の絆を感じさせるようなコメントをつけた。

全文は以下の通り。

「お疲れ様でした。何度も対戦し、同じチームでもプレーしました。いつも相手に脅威を与えるストライカー。数字が物語っています。日本サッカーへの貢献は計り知れません。本当にありがとう。苦しい時期を共に戦い、大きな力になってくれたことは感謝の気持ちしかありません。今でも名古屋での最後は、もっとリスペクトがあるべきだったと思う…。これからの道、たぶんまたお世話になることもあるでしょう。次のステージも輝かしいものであることを願います!」