横浜F・マリノスは25日、東京オリンピック(五輪)世代の大分トリニータDF岩田智輝(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。

大分ユース出身の岩田はチームがJ2だった15年にトップ昇格。J3降格やJ2、J1昇格を経験した。J1通算57試合6得点、J2通算32試合無得点、J3通算24試合1得点で、今季は30試合2得点だった。U-23(23歳以下)日本代表候補合宿(22〜26日・千葉市内)に選ばれていたが、ケガで不参加となった。

岩田はクラブを通じ「移籍は初めてで不安な気持ちとワクワクする気持ちがありますが、横浜F・マリノスのために、常に全力で頑張りたい」とコメントした。大分を通じては「J3優勝やJ1昇格、初のA代表など色々な経験をさせてもらいました。トリニータから海外というのが僕の目標でした。しかし自分の力不足で叶える事ができなくて、ユースの目標になる事、大分のサッカー少年達に夢を与える事ができず悔しいですが、これからもっと活躍してみんなの目標になれるよう頑張っていきたい」とコメントした。