清水エスパルスDFヴァウド(29=ブラジル)が、来日2年目のシーズンへ決意を示した。

17日は静岡市内で行われた練習に参加。実戦形式のメニューでは、センターバックに入った。「コンパクトな守備を意識している。手応えもあるし、監督の要求に応えたい」。27日のリーグ開幕・鹿島アントラーズ戦(カシマ、午後3時)へ順調な仕上がりを感じさせた。

加入1年目の昨季はリーグ戦29試合に出場。キャプテンマークを巻いた試合もあり、信頼も厚い。この日の練習では日本代表GK権田修一(31)と意見を交わす場面もあった。「守備の選手は、多くのコミュニケーションをとることが大事。彼の経験は間違いなくプラスだし、より良くなっていく」と実感を込めた。

今季に向けて「我々は成功を収める資格がある。タイトル争いができるよう、ハードワークすることを約束する」と誓った。【古地真隆】