21年シーズンのJリーグは、26日の川崎フロンターレ対横浜F・マリノス(等々力)の神奈川ダービーで幕を開ける。開幕戦に向けた記者会見が24日、オンラインで行われ、両指揮官と川崎F・MF三笘薫(23)、横浜FW仲川輝人(28)が出席した。

2人は5歳違いだが、同じ川崎F下部組織出身の先輩、後輩でもある。三笘は19年MVPに輝いた先輩・仲川について「スピードがあり、カットインからのシュートやクロスなど、1人いるだけで脅威になる選手。同じドリブラーで、タイプは少し違うけど参考にしている」と明かし、対する仲川は「(三笘のドリブルは)緩急のつけ方がうまく、人数を引きつけて味方を使うこともできる。(横浜守備陣は)止めに来ると思うし、それを三笘くんにも楽しんでもらえたら」と、熱い戦いを約束した。

川崎F鬼木達監督(46)と横浜ポステコグルー監督(55)はともに、「自分たちのスタイルで戦う」と宣言した。ともにボールを支配する攻撃的なサッカーを掲げているだけに、見応えのある試合が繰り広げられそうだ。