セレッソ大阪の東京五輪世代DF瀬古歩夢(20)が、15年ぶりに復帰した元日本代表FW大久保嘉人(38)から刺激を受けた。

3日川崎F戦(アウェー)に向け、2日は非公開調整後にオンライン会見。2月27日柏戦で、復帰を自ら祝う開幕弾を決めた大先輩に向けて、瀬古は「持っていると思います。いつか、一緒にプレーしたいと思っていた」とうれしそうに話した。

大久保は長崎・国見高時代、釜本氏らとともにヤンマー時代を支えた今は亡きネルソン吉村さんに誘われてC大阪入りした。C大阪のレジェンドでもある森島(現社長)、西沢とも一緒にプレーしている。一方で瀬古は、ジュニア世代(小学生)からC大阪ひと筋で育った生え抜き選手だ。

年の差は18歳あるが、瀬古は「日本を背負って戦ってきた偉大なFW。初めてプロになった場所に帰ってきてくれて、うれしいです。ずっとセレッソにいる僕とすれば、感慨深いものがある」としみじみ語った。