横浜FCの早川知伸新監督（43）が9日、オンライン上で行われた就任会見に臨んだ。

クラブからは前日8日に、下平隆宏監督（49）の解任と、早川新監督の就任が発表された。

早川監督は「月曜日（5日）のところで話をいただいた。ただ、あくまで可能性としての段階で。微々たる可能性だと思いますが。（7日）広島戦の試合後、急に連絡がきて」と説明。第8節の広島戦（ニッパツ）は0－3で敗北。その試合後に、新体制への移行が行われていた。

クラブOBでもある同監督は、昨季からユースの監督を務めていた。それを踏まえて「ユースの子と、入れ替わりになる。気になっていたところではあるけど、自分自身が、このクラブで成長させてもらって。感謝の気持ちがありましたし、強い覚悟で引き受けさせてもらいました」と話した。現役時代にはピッチ上でともに汗を流したFWカズ（54、三浦知良）と、今度は監督と選手の間柄となる。「少し話をした時には『ハヤがやりたいサッカーをやればいいから。全力でサポートをすると』いうポジティブな話を頂きました」と明かした。まずは11日のアウェー鳥栖戦へ向けて、出来ることをこなしていく。