横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の今季ここまで1敗同士の対戦は、ホームの横浜に軍配が上がった。

前半は両GKの好守もあり、両者少ない決定機を決められないまま進んだが、時間とともに横浜が流れるような攻撃を見せた。

前半41分、MF天野が自陣内から供給したロングボールに、左サイドバックのティーラトンが反応。ここから上がったクロスが相手DFのオウンゴールを誘い、横浜が1点リードで前半を折り返した。

後半14分、追いかける神戸は負傷明けのMFイニエスタを投入。得意のスルーパスで何度も好機をつくったが、最後の詰めの部分で精度を欠いた。

すると横浜は後半35分、相手GKのミスから敵陣でボールを奪うと、ゴール前の天野がこぼれ球を押し込み、追加点を奪った。

そのまま2-0で勝利した横浜は、リーグ戦4連勝かつ3連続完封。神戸はリーグ戦約2カ月ぶりの黒星となった。