昨季はJ3のいわてグルージャ盛岡でプレーし契約満了で退団後は無所属で、3月に1度は引退を表明したMF橋本晃司(35)が現役復帰し、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズ入りする。

12日、同クラブが発表した。

橋本はクラブを通じ「鈴鹿の皆様、橋本晃司です。この度鈴鹿ポイントゲッターズでプレーさせて頂く事となりました。3月に引退を表明させて頂きましたが再度プレーするチャンスを頂き感謝してます。J3昇格に向けて自分自身の持っている全てをピッチ内外で生かし、チームに貢献出来る様に頑張ります。同時にアカデミーの指導もお手伝いさせていただきます。自分自身の経験が少しでも未来のサッカー選手を目指す子供達の為になる様に頑張ります。世の中難しい状況続いていますが昇格という明るいニュースを皆様にお届けできる様に頑張ります。鈴鹿の皆様、共に頑張りましょう。宜しくお願い致します」とコメントしている。

石川県生まれ。強豪・星稜高から明大に進み、名古屋グランパス入り。水戸ホーリーホック、大宮アルディージャ、川崎フロンターレと渡り歩き、米国メジャーリーグサッカー(MLS)下部のオレンジカウンティSCでもプレー。昨季は盛岡に在籍していた。

星稜高では全国高校選手権で4強入り。当時のチームメートで親友の本田圭佑とともに、主力としてプレーした。明大では長友佑都と同級生だった。

鈴鹿はスペイン人女性のミラグロス・マルティネス監督が率いている。なお、橋本の背番号は4となった。